骨粗しょう症による骨折は年々増加傾向にあります。骨粗しょう症は骨の中がスカスカの状態となり、骨がもろくなる病気です。この状態になると、わずかな衝撃でも骨折しやすくなります。
寝たきりや要介護状態の原因の上位に「骨折・転倒」があるように、健康で自立した生活を営むためにはご自身の骨密度を知ることが重要といえます。
体の一部の骨(基本的に腰椎、圧迫骨折などの既往がある場合は大腿骨頸部)にX線を当て骨量の計測をします。正確に骨量を測定できるため骨粗鬆症の診断に用いられています。
かかとの骨を超音波で測る方法。超音波は人体に無害なため、妊娠中の方や子どもでも測定できます。
アルミ製のスケールとともに両手のひらをX線撮影し、骨密度を割り出す方法です。
手の骨の計測のため、脊椎や大腿骨の骨量との関連があまり強くないというデメリットがあります。