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胃の検査【胃部レントゲン検査・胃カメラ検査・ABC検診】

■胃の検査の目的

現在、年間約5万人が胃がんで死亡しています。胃がんの発見率は40歳代から急激に増加し、女性より男性の割合が高くなっています。胃がんは進行しても全く症状がない場合も多くあり、「これが胃がんの症状」というものはありませんが、みぞおちが痛い・重い、食欲がない、胸やけがする、体重が減るなどの症状がある場合は要注意です。

胃がん 年代別罹患率

胃がんは早期発見できれば約98%が完治可能

5年相対生存率とは『がんの人とがんではない性別と年齢が同じ人の5年後の生存率を比べた割合』のことです。

胃がんを早期発見できれば手術のみでほぼ治すことができるので40歳からは毎年、検診を受けるようにしましょう。

胃がんステージ 5年相対生存率(%)
97.6
69.2
45.5
8.0

■胃の検査の種類

胃部レントゲン検査

胃の中を空にした状態で検査をするため、前日の夜9時から絶食とします。発泡剤とバリウムを飲んで、胃の粘膜の様子をX線撮影する検査です。この際、透視台を傾けたり、検査を受ける人に自ら身体の向きを変えてもらったりして、さまざまな方向から撮影します。

逆流性食道炎、慢性胃炎、胃・十二指腸潰瘍、食道がん、胃がんなどを見つけることができます。

この検査をオススメする方

  • 40歳以上
  • 胃がんの家族歴がある
  • ストレスが多い
  • 強いお酒をよく飲む
  • たばこを吸っている
  • 萎縮性胃炎といわれたことがある

当院では、安全に胃部レントゲン検査を受けていただくために下記に該当する場合は検査をお断りすることがあります。

1 妊娠中または妊娠の可能性がある
2 肺の疾患や肺炎になりやすい
3 食事や飲み物でよくむせる
4 日常生活でめまいやフラフラすることがある
5 自力で立てない、手すりをつかむのが困難
6 腎臓病や人工透析の治療を受けている
7 腸へいそくになったことがある
8 過去1年以内に胸部や腹部の手術を受けた
9 バリウムを飲んでアレルギー症状が現れたことがある
10 体重が110kg以上である

より良い検査を受けられるようにご確認ください。

胃カメラ検査

内視鏡で食道・胃・十二指腸を観察し、逆流性食道炎、慢性胃炎、胃・十二指腸潰瘍、食道がん、胃がんなどの病気がないかを診断するための検査です。抗凝固剤(血液をサラサラにする薬)を服用されている方は休薬をする場合があるため、胃カメラ検査をする前に主治医にご相談ください。

胃カメラの検査方法

経口 事前にのどの麻酔を行い、内視鏡を口から入れて検査します。
経鼻 事前に鼻とのどの麻酔を行い、内視鏡を鼻から入れて検査します。
鼻孔が狭い場合や鼻炎が激しい場合はできないことがあります。
鎮静 鎮静剤を使って苦痛や痛みなどを感じられない程度にして検査します。
鎮静剤を使用した場合、検査後1時間程度休んでいただきます。
また、当日中は車の運転はできません。

※胃カメラの際に、必要に応じて病変から組織を採取して検査することがあります。
その場合、保険診療として健診費用とは別に料金が発生します。

この検査をオススメする方

  • 胃部レントゲン検査でいつも精密検査になる
  • 胃部レントゲン検査が受けられない
  • 胃がんの家族歴がある

ABC検診(胃がんリスク検診)

血液検査で『胃がんになりやすいタイプかどうか』がわかる検査です。

胃がんの発生には「ピロリ菌感染」と「萎縮性胃炎」が深くかかわっているため、ピロリ菌の抗体検査と血清ペプシノゲン(胃粘膜の萎縮の程度を調べる検査)の2項目からタイプを分類します。

この検査では胃がんになっているかどうかまではわかりません。

※ヘリコバクター・ピロリ菌を除菌済みの方はE群(除菌群)とし、ABC検査の対象外になります。

この場合は定期的に内視鏡検査をすることをおすすめします。

ヘリコバクター・ピロリ菌の感染と疾患

この検査をオススメする方

  • 胃がんになりやすいかどうか知りたい

※ABC検診は胃がんになっているかどうかはわかりません。

このため、胃部レントゲン検査や胃カメラ検査の代わりになるものではありません。